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[S1-EP11]魔術師マーリン11話『The Labylinth of Gedref/ユニコーンの呪い』原書より その2

2010/04/20

『The Adventures of Merlin/魔術師マーリン』シリーズ1、第11話『The Labyrinth of Gedref/ユニコーンの呪い』。

アーサーが毒入りゴブレットを飲み干して“Pure of Heart"の持ち主であることを示したシーンを、原書が届いた直後にご紹介しましたが、原書は映像で語られきれていないor映像化されきっていない心理描写や背景説明がとても詳細に描かれているので、またまた抜き出してご紹介。

本編のネタバレになりますので、LaLa TVで鑑賞中=まだ11話を知らない 方、でネタバレが嫌な方はスルーしてください。100%ネタバレです。

★★ ネタバレあり ★★




ちゃんとした和訳までは出来ないので、alexの独断と偏見で「おぉ、そんな背景が!」とか「おぉぉぉ~」と思ったところを適当に。
※日本語は適当訳です。あらかじめご了承ください。


Isgardの山のてっぺんから見ると地平線まで緑の海のように広がるBalorの森がどこまで続いているのか、ほとんどの人は知らない。その森にまつわる伝説は多々あり、森の奥深くまで迷い込んだものは死ぬまでさ迷い歩くことになる。人々の多くはその話を確かめようとは思わず、幾人かの勇敢な者-騎士や学者など、管理されるべき荒野を見たもの-はその伝説をキャンプファイアーの余興のように考える。

だが、すべての伝説はいつもいくつかの真実を持ち、怖いもの知らずの冒険者達がジメジメした森の得体の知れない深部へ行き、そのうち一握りのものだけが戻り、恐ろしい獣に遭遇したり、見たりした恐怖で気が狂ったようになった。そのため、キャメロットの人々は、その森を用心深く尊び、樹木境界線の端の道や川沿いの開けた道を使う。

マーリンはガイウスからどこにとても珍しいハーブが生えているか、どのようにたくさんの種類のきのこを集めるか、どうやって危険と恩恵を見分けるかなどを教わり、その森とそこに住む生物を尊敬するようになっていた。

アーサーと彼がもっとも信頼する2人の騎士-Sir AlymereとSir Gaheris-は狩りをしており、マーリンがいったことのあるところよりもさらに深い場所に進んだ。この狩りは何日もにわたって計画され、アーサーはマーリンが遅いせいで計画に遅れが出ても良いように完璧なものにしていた。彼らは夜明けと共に城を出、森のはずれを馬で進み、谷を流れる多くの支流に近いところに馬をつないだ。

マーリンは最初、アーサが上機嫌で夜明けの光が枝や葉の間から差し込んで森を魔法のようキレイで平和な場所にするのを楽しんでいた。4人は木々の間を歩み、騎士達は彼らのクロスボウと剣を気軽に方に担ぎ、マーリンは早朝に宮廷の台所で用意されたパンとチーズと詰めたい肉が詰められたバッグの重みで沈んでいた。

マーリンは、獲物を騎士達の前に追い出す役目を言いつかっていた。問題は、彼らが獲物を見つけられなかったことだった。太陽が朝の空にどんどん高く上っていき、アーサーの機嫌はどんどん暗くなっていった。アーサーは、マーリンの城から出て新鮮な空気にしばらく触れられるのはいいことだとの声に全く感銘を受けなかった。

「狩るものがなかったら何のために出てきたんだ?」アーサーは吐き捨てるように言った。AlymereとGaherisはマーリンに目をぐるりと回してみせ、くすくすと笑った。

朝が過ぎ、アーサーはいつもの狩りのコースよりもさらに奥に進んで行き、マーリンは心配になりだした。アーサーは彼らをいつも行かないところへ導き、マーリンは帰り道を見つけられるか心配になった。


狩りに不慣れなマーリンが遅れてもいいように、用意周到に計画するアーサー。ってか、そんなに心配なら連れてかなきゃいいのに、と思うのですが・・・(苦笑)
最初はルンルン気分だったのに、獲物がいなくてドンドン不機嫌になっていくアーサーが鮮明に脳裏に浮かびます(笑) マーリンの言葉を鼻で笑うアーサーの態度と、それに対する騎士達の反応がこれまた楽しいです。きっといつものことなんでしょうね~。最も信頼する騎士達ってことは、アーサーの狩りに散々つき合わされてるでしょうからw

何かを見つけてこぶしを上げたアーサー(止まれの合図)
クロスボウを肩から下ろして、2人の騎士に分散するように指示。騎士達は物音を立てずそーっと拡散。マーリンは重たいバッグを肩に持ち上げて、アーサーの関心を引いた生き物をよく見ようと前進。と、足元にあった枝を踏んでポキリと音を立ててしまい、射殺されそうなアーサーの視線を浴びる羽目に。マーリン、両手を上げてごめんなさいのポーズ。

謎の動物に身体を向けなおし、クロスボウをゆっくり持ち上げて狙いを定めるアーサー。その動物は森の下生えが密集しているところへ消えていってしまい、アーサーは悪態を吐いてクロスボウをおろすと、散開するように騎士達に合図。マーリンはアーサーの肩に伸び上がる。


だから、マーリンは枝を踏まないようにとか、そういうことは出来ないって(笑) 殺気立ったアーサーの目に射抜かれて、ホールドアップのマーリンがカワイイです。
その後はドラマにあったとおり。「お前が行って追い出して来い」「僕が行くの?もし凶暴な獣だったら?」「だといいな」(危ない獣だったら、多分一目散に助けに行くんだと思いますけどねぇ、13話みたいに)
そして、ユニコーンと出会うマーリン。

ユニコーンの穏やかで先人の知恵をたたえた茶色の瞳を見たマーリンは、いつもの感覚-文字通り魔法のような金色の暖かさが彼の中に湧き上がってくる-を感じる。

アーサーが放った矢でユニコーンが死に、「なんてことをしたんだ!」と見上げた時、アーサーがもし良心の呵責を感じていたとしても、2人の騎士の到着でそれはすぐに隠されてしまった。
「女みたいなことをいうなよ、マーリン」鼻で笑うアーサー。

マーリンは怒りが湧き上がってくるのを感じ、従者であろうとなかろうと、自分が何を思ったかをアーサーに話そうとする。言葉が今にも彼の喉から飛び出そうとした時、マーリンは羊飼いのような杖を持った男を見つける。

片や魔獣、片や魔法を宿す身。身体の底から力が溢れ出して来て、いつものように目が金色に光りそうになっているマーリン。とりあえず、金色の目でアーサーを振り返るわけにはいかないので、我に返ってよかったかも。害をなすものでない限り、マーリンは魔獣と分かり合えるのかもしれませんねぇ・・・。(キャメロットに来るのは大抵害なす魔獣ですが)


<キャメロット城>
法廷でウーサーは信頼できるアドバイザーや宮廷人達と熱心に話し合っていた。収穫の時期を迎え、すぐに隣国の大使達がキャメロットとの貿易協定を結ぶために列を成すため、ウーサーは公式書類へのサインや協定の確認の為にほとんどの時間を過ごす事になる。

法廷の控の間で、アーサーは狩りの記念のトロフィーを父にプレゼントする準備をしていた。ユニコーンの角は儀式用枕の上に置かれている。
マーリンはほとんどそれを見ることができず、森での殺生を目の当たりにしたことで気分が悪くなっていた。アーサーはマーリンにそのクッションを持ち上げるようにジェスチャーで示し、法廷のドアに向かった。
衛兵達が重たい扉を開いてアーサーは中に踏み込み、マーリンは急いで彼の後ろについた。


キャメロットは穀物が豊富に採れる国なんでしょうね。その恩恵に預かるべく、隣国から貿易協定を結ぶために大使達が続々とやってくる。

ということは、凶作はキャメロット人民が飢えるだけでなく、結べるはずの貿易協定がすべてご破算となり、キャメロットの金庫に木枯らしを吹き込ませることにもなり得る、と。収穫はキャメロットの財政を支えるものなので、穀物etcの全滅はほんっとにキャメロット王国の屋台骨を揺るがす大事件になるわけです。

そう思うと、ウーサーの焦り、兵士達の為に人民への食料配布を止めると判断を下した理由にさらに納得がいく気がしました。王であることの重み、ありますねぇ・・・・・。

アーサーが持ち帰ったユニコーンの角に大満足のウーサー。
「気に入っていただけて嬉しいです」アーサーは誇らしげに紅潮した。マーリンは、彼が父を喜ばせるためにどれほど必死の努力をしているかを知っていた。彼らの関係はなんと難しいものなのだろう。このような魔法の生き物の死を利用して父と息子を団結させることはマーリンを悲しませた。

父に認められたくて必死のアーサー。それを知っているからこそ、マーリンはアーサーを責めきることも出来ず、魔獣を殺さないと一緒にいられない父子って・・・と悲しみが増したのかもしれません。このエピソード、アーサーがどれほど父を意識しているか、期待に応えよう、応えなきゃ、応えられなくてまたがっかりされるんだろうな・・・、と思っているかが綿々と綴られています。不憫な親子だよ、君たちは・・・(~~;

この後、ユニコーンの角に喜んだ父と、父を喜ばせたことに喜ぶ息子は、ユニコーンの角をどこにどう飾ろうか、もしくは特別な槍に仕立て上げようか、とあれこれ考える、楽しい父子の時間を過ごします。

そして中庭を共に歩くマーリンとガイウス。
ガイウスはずっと昔、彼が子供だった頃一度だけユニコーンを見たことがあった。ウーサーが政権を握り、すべての魔法に関するものに戦争を宣言する前に。 

と、ここを読んであぁそうかとまた納得したのですが、ユニコーンの角というのはウーサーにはまた格別に意味を持つものになりうるんですね。つまり、「魔法に連なるものを殺した=勝った」との、勝利の証に。

多分、アーサーにはそこまでの意識はなく、単に父に認められたい、父に褒めてもらいたい、父にすごいと言ってもらいたい、という切ない願いだけだと思うのですが、魔法に宣戦布告したウーサーにとってみれば、有名な魔獣を殺した証ですので、敵将の首みたいな意味があるのかも、と。「マッグニフィセント(Magnificent)!」とウーサーが喜んだのも無理ないですな。 (grace of wallsって、トーナメントの後で騎士の徴が掛けられてた壁?)

マーリンはプリプリと怒りながらガイウスと分かれて中庭を横切り、その背中を見ながらガイウスは思います。
青年は不愉快な朝を過ごしたが、きっと立ち直るだろう。悲しいことは、これがマーリンとアーサーの間に別のバリアーを作ってしまうことだ。2人は主従のあるべきルールを越えるほど親しくなっている、友人になりつつある。

ガイウスは溜息を吐いた。ユニコーンの死がお互いがより理解しあうことをもたらすか、2人を永遠に仲たがいさせるか、時間が経てば分かるだろう。 

結果的に、ユニコーンの呪い事件はアーサーとマーリンをさらに深く結びつけるものになるのですが、ガイウスは相当ハラハラしていたようです。実際、深く結びつくまでにマーリンもアーサーにグッサリ傷つく発言されたりしちゃって....

あら、摘むはずがまた長くなっちゃいました(^_^; そのうち和訳が出たらこんなへなちょこなんちゃって解説はいらなくなるのですが、和訳の気配がないのでフライイングで叫ばせていただいています。

海岸での「お前がいてくれてよかった」シーンの他に、ほんとにいろんなシーンが原書では細かく描写されているので、またそのうち続きを叫びたいです。


この「ユニコーンの呪い」が収録されているのは、『魔術師マーリン』DVD-BOX-IIです。

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ブログ内で和訳を載せている記事がありますが、本職ではありませんので精度の保障はありません。あらかじめご了承の上でご覧ください。
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